2024年が終わって、もう2025年。 年が変わったけど、やることは同じ。
日々少しずつ積み重ねていくのみ。
昨年は前半ものすごく良かったものの、途中からイチゴに追いつけなくなり後半は失速気味に。
課題も沢山見えてきたものの、どう克服するべきか掴みどころがなかなか見当たらない。毎年何かしら課題が出てくるが、昨年もまたそんな年だった。
何年か模索してきたIoTを、Arduinoのおかげでようやく農場実装に漕ぎつけることができたのは良かった点。
しかし、その活かし方はまだまだもの足りない。
従来の環境モニターや制御装置の域を出ていない。
センサー類を自家調達できることで自由度はあり、既製品にはないオリジナリティを出せているものの、センシング項目はまだ不足していて今年はもっとセンサーを増やす必要がある。
より詳細に環境を見たい。
まず見る。可視化。
それから分析。有効な切り口で可視化された使えるデータが増えれば、意味のある分析ができるようになる。
土壌なら ①pH ②EC ③温度 ④水分 のデータを定期的に取れれば、ある程度の様子がわかってくる。 昨年、pHと温度は取れたものの、水分センサーは精度が出ず、ECはセンサーを取り付けられなかった。 これは今年ちゃんと整えたい。 それが出来れば、次はより詳細な計測(NPKなど)に進みたい。
見て、分析し、その次はそれを作業に活かす。
可視化できたことを活かし、より合理的な方法へと作業を組み立て直していく。『カイゼン』。
カイゼンは今年の新しい目標。
目新しい概念では無いけど、基礎だと思う。 作業の標準化。 標準化は、現状はこれ以上カイゼンの余地が無いところまで突き詰めた先にある。 そこを突き詰めずに各々が自分なりのやり方でやっている状態、つまり人によって作業のやり方が違う状態だと、それぞれ何ができていて、何ができていなくて、ということがわからないまま。 スピードの違いや、質の違いが何によるものなのかわからないままになってしまう。 そうならないように、ちゃんと標準化できるところまで突き詰める。
今までは各々のやり方に任せた方が良いかなと考えてきたけど、今年はその点は考え方を変えます。 一つ一つの作業で標準化をはかる。
カイゼンもある意味では可視化だといえる。作業の可視化。
データも、作業も、可視化できると共有できる。 共有できると分析やカイゼンが協働でできる。 チームで正の連鎖が生み出せる、はず。
そういうイメージがだんだん見えてきていて、一つずつ形にしていきたいというのが今の目標です。
そして、そのように仕事の生産性を高めていくうえでまず大事だと強く感じているのは一人ひとりの給与を上げていくということ。
昨年より少しでも高く。 1万円でも、5万円でも、10万円でも。とにかく高くしていくこと。
それは、難しいこと抜きに単純に嬉しいこと。楽しいこと。 仕事をする動機として、もっとも大切なことだと強く感じています。
しっかりとした動機があればこそ、仕事に打ち込めるし、打ち込めるからこそ知恵やアイデアが湧く。 そうなれば楽しくなる。良い循環が生まれる。
これは、今まで僕自身があまり重視してこなかったことだったとかなり反省している。
知らず知らず「農業は所得が低い」という既成概念に捉われていて、その向上に本気で向き合ってこなかった。
所得のために働くわけではないが、所得は動機になる。 所得が高い方が、やる気が出る。
楽しくやる気を持って取り組む人が、仕事に価値を見出し高めていく。
そういう循環は理想だ。
「ひとづくり」と「ものづくり」が両輪で、その輪が楽しく拡がっていく。
それを中山間地で、川上の農業で、出来たら最高。今の理想。